筑前町のヘアサロンBARBER PLACE店主のくにさんです。

いや〜先日から体調を崩してしまって、1週間くらい休んでしもた。

僕、健康管理は普段から結構意識していて、毎日運動もしてるし食事もバランスよく食べていたので、

罹患した時は「こ、この俺様が…」って感でしたね。

しかも年末でたくさんご予約を頂いてたので何十件もお断りするハメになるという…。

でも救いだったのは、お客さんたちの反応。

一人一人にお電話して土壇場逆キャンセルを決め込んだんですが、

「全然いいですよ。お大事に!」「働きすぎなんですよ!休んでください!」

「養生して早く良くなってくださいね。」

という神々の言葉しか返ってこなかったんですね。

本当に良いお客さんに恵まれたなぁとしみじみ感じたと同時に、でもプロのサービスパーソンとしては失格なので、

回復したら今まで以上に体調管理を徹底しようと心に誓いました。

誰にとっても、健康が全て…。でも実生活の上で最優先にはなかなかできない。

がしかし、健康を損なうと全てが終わる。

ということを肝に銘じておくべきでしょう。

 

▼ヘアサイクルの乱れは心の乱れ

 

コロナ抜け毛に悩まされている人が多いように、病気したり体調を崩したりすると、後日抜け毛が止まらなくなることがあります。

ヘアサイクルが大きく乱れてしまってるんですね。

AGAと呼ばれる男性型の薄毛にしても病的な抜け毛にしても、一向にヘアサイクルの乱れが原因。

ヘアサイクルの乱れは心の乱れなのです。

つまりこうです。病気による栄養不足→ホルモンバランスの乱れ→ヘアサイクルの乱れ。

そして時間差で抜け毛が起こるんです。

ヘアサイクルとは本来、成長期→休止期→脱落を繰り返すことを言います。

毛の原材料はアミノ酸で、毎日の食事から賄っていましたね。

髪の毛は自生していて自制できない。体内から勝手に原材料を補給して勝手にのびてくれてますが、

逆に原材料が足りないと体内のアミノ酸を変換して必要な原料に替えるってんだから感心です。

 

でも病気をすれば、人間の体は生命を維持することを優先します。呑気に毛を伸ばしてる場合じゃありません。

※伸ばすことによって毒物を排出してくれたりもする!

そうなると、本来はまだ伸びるはずだった成長期の毛髪に原料が回されず、その毛は早めに休止期に入ったりします。

休止期は3ヶ月。つまり抜けるまで3ヶ月のタイムラグが生じるんですね。

しかも、普段髪の毛全体に占める休止期の割合は15%前後なのに対し、不調により早めに休止期に入った5%分も一気に、

3ヶ月後に抜け始めるからさぁ大変。コレが病み上がり脱毛のメカニズムです。

メカニズムを知っていると、そこまで恐れることはないと気付きます。

なぜなら、ちゃんと生活のサイクルを整えることによって、ヘアサイクルも整うからです。

ヘアサイクルの乱れは心の乱れ。(ダンディーな低音で)